ユキノミカ

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【新入社員必見】上司への報連相に使える簡単フレームワーク「空・雨・傘」!

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はじめに

4月からいよいよ新生活が始まる新入社員の皆さんへ

今回は、4月3日の初出勤日から使える上司への報連相で即効性抜群のフレームワークをご紹介します。

 

報連相・・・報告・連絡・相談の略称ですが、

新人さんにまず求められる最初の仕事と言っても過言ではありません。

 

しかし、一体どうやって報告・連絡・相談を行えばよいのか、結構難しかったりします。

実際に、これがうまくできず、

上司の方から「で?一体どうしたいの?」とか言われて凹んでしまいます。

 

そういった時に、今回ご紹介するフレームワークを使えば、

簡単に分かりやすい報連相ができてしまうので、是非是非活用してみてください。

 

私はこれを使って、上司の方から、分かりやすい(新人の中では)といっていただけてましたし、今でも簡単な報告とかでも使ってます。()

 

少し意識するだけ身についてしまいますし、

他の新人とはちょっと違う感じを出して一歩先をいきましょう!

(意識高い系とかでは無い意味で!)

 

フレームワーク「空・雨・傘」とは?

まずフレームワークの概念からですが、簡単です。このフレームワークは結構有名らしいです。(私の周りには知ってる人は少ないですが)

 

主に問題解決で使われるフレームワークですが、報連相などの人と話す時に応用させるイメージです。

 

空・・・事実

雨・・・解釈

傘・・・アクション

 

空・雨・傘は上記のような概念を具体例で呼んだもので、

実際に雨が降ってきた際の自分の振る舞いを指したものです。

 

例えば、外へお出かけする時、

まず空という事実があり、

それに対し雨が降ってきそうだなという解釈をし、

傘をさそうというアクションへ繋げる

という3段階で我々はものごとを考えます。

 

これが空・雨・傘というフレームワークで、この流れでものごとを整理し、

話すことで、人にとって分かりやすい話し方になります。

 

報連相への応用

次はこれを報連相へ当てはめていきます。

以下3パターン程例を挙げて説明していきます。

ケース①報告

ex.上司への進捗の報告の場合、以下のように使います。

(上司の前まで行って。)

自分:「○○さん。今お時間よろしいでしょうか?」

上司:「どうしたの?」

自分:「ご指示いただいた、▲▲の件について、現在の進捗の報告をいたします。」

   「現在、■■を進めております。」←空(事実)

   「今の時点で、□□まで完了しており、△△がまだ完了しておりません。

   「明日の〇時に完了する予定です。」←↑雨(自分の解釈)

   「ですので、今日は△まで進める予定ですがよろしいでしょうか?」←傘(次のアクション)

上司:「OK。分かった。それで進めていいよ。」

 

といった形で使います。

ケース②連絡

例えば、会議室の場所確保した結果を連絡する場合、以下のように使います。

(上司の前まで行って。)

自分:「○○さん。今お時間よろしいでしょうか?」

上司:「どうしたの?」

自分:「ご指示いただいた、▲▲の会議室確保の件についてですが、

    〇時に〇階〇会議室を確保いたしました。」←空(事実)

   「もし、時間変更等があれば、他の会議室をおさえますのでご連絡ください。」←雨(自分の解釈)

   「事前の印刷物等があれば印刷しておきますので、ご指示ください。」←傘(次のアクション)

上司:「OK。分かった。ありがとう。」

 

といった形で使います。

※連絡に関しては、自分の意見や憶測は入てはいけないといったケースもあるので、雨・傘はくどいのでなくても構いません。

 上記のような、サービス精神を出して上げると上司は喜びます。

ケース③相談

例えば、何か困ったことが起こった場合、以下のように使います。

 

(上司の前まで行って。)

自分:「○○さん。今お時間よろしいでしょうか?」

上司:「どうしたの?」

自分:「▲▲の会議室確保の件でご相談したいことがあります。」

   「■■を進めておりますが、うまくいってません。」←空(事実)

   「□□ということが問題なのかと考えております。」←雨(自分の解釈)

   「ですので、△△を行おうと思うのですが、よろしいしょうか?」←傘(次のアクション)

上司:「そうか。分かった。じゃあ、それやってみてまだうまくいかないようだったら相談して。

 

といった形で使います。

最後に

上記のように、空(事実)と雨(自分の解釈)と傘(次のアクション)というステップで話すことで、上司の方も頭に入りやすく、OKなのかNGなのか判断しやすくなります。

自分の話したことに気になることがあれば、上司の方は

雨(自分の解釈)や傘(次のアクション)に対し指摘してくれます。

(違う解釈の仕方や、次のアクションに対する異なるアプローチなど)

 

注意点としては、空(事実)の部分に嘘や自分の解釈を交えないことです。

空(事実)が揺らぐと、それ以降の雨(自分の解釈)や傘(次のアクション)の前提が崩れることになるので、ここだけは、揺らがないようにしましょう!

(必要であれば、紙や、パソコンの画面などを見せるなどして、証明できるように。)

 

以上、

長くなりましたが、慣れないうちは、上司に話に行く前に、

紙に空・雨・傘を書いて、整理してから話にいくといいと思います。

 

是非是非使ってみてください!