【フリーランスエンジニアになる方必見】 サラリーマン(独身)からフリーランスになる際の健康保険を考える
はじめに
今回は会社員(独身)からフリーランスエンジニアに転身する際の健康保険について記載したいと思います。
退職前で色々と調べていますが、舐めていたら痛い目みそうな税金絡みの話。
今回はケーススタディとして、私自身を事例にして、
会社の健康保険組合を継続加入(任意継続)するか、国民健康保険に切り替えるか、
それとも他の健康保険組合に加入するか比較しながら考えていきたいと思います。
会社の健康保険組合を継続加入のケース
月間・・・ 37,400円(18,700円×2) ←18,700円は給与明細で確認した金額
年間・・・448,880円(37,400円×12)
退職する時に会社が加入していた健康保険組合の健康保険を継続する方法で、原則2年間まで継続可能。
これまでの健康保険が引き継げるので便利なのですが、これまでは会社と自分とで保険料を折半していた分を自分で今後支払うことになるため、単純に保険料が2倍になる。
国民健康保険に切り替えるケース
月間・・・ 33,041円
年間・・・396,496円
以下のサイトで計算しました。
私は中野区で、前年度の年収(支払金額)は640万円くらいです。
健康保険組合(文美国保加盟団体)に加入するケース
月間・・・ 18,900円
年間・・・226,800円 + 25,000円(初年度の出資金で退会時に返金される模様)
文美国保加盟団体とは文芸や美術に関連した仕事をしている人で日本在住でクリエイターとしての活動を行っている人が対象となる健康保険組合です。
作家や漫画家、アニメーターやイラストレーター、WebデザイナーやHPデザインを仕事にしている人達が加入対象となる模様。
また、先に加盟団体に加入する必要があるとのこと。
Webサイト制作などで、フリーランスとして開業すれば入れそう。
入れる前提で、また、加盟団体を以下と想定した場合で計算。
(協)日本イラストレーション協会 - JILLA/ジャイラ
ということで、
文美国保加盟団体の組合員 1人月額 16,900円(年間202,800円)
JILLA/ジャイラの年会費24,000円(月額2,000円)が計算の元となります。
※初年度の出資金で25,000円必要。
比較結果
もはや結論出てますが、ここでまとめたくなるのがエンジニア根性・・・
比較項目 | 会社の健康保険組合継続 | 国民健康保険切り替え | 健康保険組合に加入※初年度 |
---|---|---|---|
月間 | 37,400円 | 33,041円 | 18,900円 |
年間 | 448,880円 | 396,496円 | 251,800円 |
健康保険組合に加入が圧倒的に良さそうですね。
会社の保険が1万円以内か、年収400万円以下であれば、まだ選択の余地はあるかもです。
ということで、これからフリーランスエンジニアを目指す皆さんもご参考にしてみてください!